NHKグローバルメディアサービスの取材を受けました
当院のSMT唾液検査（サリバリーマルチテスト）がNHKグローバルメディアサービスの取材を受けました。
唾液検査システム、サリバリーマルチテスト（SMT）とは
歯をむし歯から守る唾液の量や質のほか、むし歯菌の量、歯と歯茎の健康や口内の清潔度まで調べることができる唾液検査です。むし歯や歯周病のなりやすさは人によって違います。 そのリスクを知ることで、一人一人に合った最適なケアの方法をお伝えすることができます。
サリバリーマルチテスト（SMT）は少量のお水でうがいしていただきわずか５分の検査時間で、むし歯菌、酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質、アンモニアを測定しむし歯や歯周病、口臭のリスクが分かる唾液検査です。
唾液にはお口の汚れや菌を洗い流してくれる作用、ph緩衝作用などさまざまな働きがあります。その唾液の性質や量、唾液中の細菌の数は一人一人違い、自身の唾液の状態を知ることが今後のむし歯、歯周病の予防につながります。
ほとんどの方が歯医者さんは痛くなったら治療に行く場所というイメージだと思いますが【痛くならないように行くところ】と考えていただきたく、みなさまにサリバリーマルチテスト（SMT）をお勧めしています。
《SMTで分かること》
- むし歯菌：むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢（プラーク）が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。
- 酸性度：唾液の酸性度が高いと、口腔環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解（脱灰）しやすいことが知られています。
- 緩衝能：唾液には、むし歯菌や食物由来の酸を中和する機能（緩衝能）がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解（脱灰）しやすいことが知られています。
- 白血球：歯と歯ぐきの間で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。
- タンパク質：口腔内細菌や、歯と歯ぐきの間にあるバイオフィルム（プラーク）の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。
- アンモニア：口腔内の細菌総数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。
《検査方法》
- 唾液採取：専用の洗口用水（3ml）を口に含み、お口全体にいき渡るように１０秒間洗口していただきます。
- 測定：採取した唾液を試験紙に点着し専用の機械で測定します。測定時間は５分間です。
- 結果：結果は専用のシートで印刷され、わかりやすいグラフになっております。
当院では結果からお一人お一人に合った普段の食事習慣や、オーラルケアに対するアドバイスを行っております。費用はお問い合わせ下さい。ご希望の方は是非、大崎シティデンタルクリニックにご相談ください。