こんにちは
歯科医師の赤木です。
今週は桜がついに満開でお花見日和ですね
桜といえば
お花見ですが…
お花見といえば
花より団子、お酒?!
な方もいらっしゃるかもしれませんね
でも、
飲み方には気を付けないと
あなたの歯に深刻なダメージが…
「酸蝕症」というのを
ご存じでしょうか?
酸蝕症とは
種々の酸により歯の表面が溶けた状態です。
以前は職業柄、
酸にさらされる環境に従事される方に多く見られたのですが
最近は一般的に多く見られるようになってきました。
なぜかというと
・飲料に含まれる酸の影響
・逆流性食道炎や頻繁な嘔吐などの胃酸の影響
・ビタミン剤や鎮痛薬の使用
などが考えられています。
とくに清涼飲料水は
7割以上が酸性であるというデータも…
![酸蝕症](https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2016/07/o028505151361376040821225156-166x300.gif)
![酸蝕症](https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2016/07/o028505151361376040821225156-166x300.gif)
このデータを見ても、
ワインをはじめ、ほとんどのお酒は酸性なのです。
酸蝕症は進行すると
![酸蝕症](https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2016/07/o0800055713613760414-300x209.jpg)
![酸蝕症](https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2016/07/o0800055713613760414-300x209.jpg)
歯の表面が溶け、
見た目もそうですが
しみたりする症状が出ます。
初期であれば詰め物をしたりすることで対応できますが、
歯の形が変わるほど溶けてしまうと
被せものをしなければならなかったり…
また
進行を抑制するためにも
お酒を呑んだら
口をゆすいだりして
口の中を早く中性に戻してあげることが
重要です
このように、
お口の中からわかる生活習慣も有りますので
検診などでアドバイスさせていただければと思います♪
赤木