歯周病治療

歯周病治療

こんにちは。
伊丹です。

前回、歯磨きについてお話させて頂きましたが、今回は少し進んだ歯周病のお話。

『ひと雨ごとに寒くなる』と言われるこの季節、これから忘年会等も増え、体が冷えやすいこの時期は、風邪などで免疫力が落ちやすくなります。

そんな時に起きやすいのが…

『歯周病の悪化』

です。

お口の中は常に細菌との戦いです。

『健康な歯茎』

といっても…

たまたま!!!  ←ここがポイント。

細菌による侵襲と免疫力のバランスが保たれている、もしくは免疫力の方がわずかに勝っている状態 なのです。

少しでも免疫力が落ちてくると歯茎に炎症が起きていわゆる 『歯肉炎』 になってしまいます。

正直歯肉炎までは 私もなります!!

ここで基礎知識。

健康歯肉⇔歯肉炎⇔歯周炎(歯周病)

歯茎は簡単にわけてこの3つの状態があります。
もちろん、右に行く程悪化している状態ですね。

矢印が両側なのはどちらの状態にも移行する事が可能という事です。

話を戻すと この時期は特に矢印が右に移行しやすいのです!!

では具体的な治療のお話。

細菌との戦いの中でどう勝っていくか。

少し進んでしまった歯周病の歯茎はブラッシングだけでは絶対に治りません。

細菌優位な戦いの中で細菌達は『巣を作ってしまっているのです!』

それがこの図。 歯茎の奥(歯周ポケット)に 歯石 とあります。

ここが巣です。

これは歯ブラシでは取れません。

我々の手による治療でしか取り除く事ができないと言っても過言ではないでしょう。

『SRP』 スケーリング、ルートプレーニングの略。

という治療があります。(保険適用)

先述の「細菌の巣」を物理的に取り除く治療です。

当院ではSRPにもかなり力を入れております。

正直、お痛みを伴う事もございますし、軽い出血もございます。そして治療直後は見た目に変化があまりない…(歯茎の奥の汚れの為、汚れが落ちた事が患者様の目で確認しづらい為)、回数がかかる場合がある。歯周ポケットが深くなりすぎていて、取りきれない場合、外科的に掃除をしていく事もある(歯周外科)

等々治療を続けていく事に根気が必要な場合があります。

しかし、確実に改善の方向に向かいますから。

現在の統計で、日本人の歯を失う原因の第一位は 歯周病 です。

せっかく治って頂いた歯が歯周病で失われていく事はとても残念な事だと思います。

歯周病菌との戦いに負けないよう是非とも我々にご相談下さいませ。

ゲートシティ大崎は今年もクリスマスのイルミネーションに彩られ始めました。

師走を目の前に特に忙しさが増してくるこの時期だけに、お口の健康について、少し考えてみてはいかがでしょうか?

                                伊丹