こんにちは。
大崎シティデンタルクリニック
歯科衛生士の渡邉です。
今日は歯磨きペーストクリンプロについてお話ししていきます。
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![](https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2021/03/EB0066A7-553B-4933-8B02-215C7BDAFF92-262x300.jpeg)
特徴1
高濃度フッ化物(フッ化ナトリウム)と
カルシウム、リン酸配合
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お口の中は常に、細菌が排出する酸により、
歯の成分であるカルシウムやリン酸が溶け出す脱灰と、唾液の働きなどにより環境が改善され、
溶け出したカルシウムやリン酸が歯の表面に戻る再石灰化が繰り返されています。
カルシウム、リン酸が入った歯磨き粉を使うことでこの再石灰化が促進し、う蝕予防に効果的です。
さらにクリンプロは、従来の技術では難しかった、
高濃度フッ化物(F1450ppm)とカルシウム、リン酸を同時に配合しています。
これは今のところクリンプロしかありません。
特徴2
薬用成分CPC、IPMPが歯肉炎を予防
CPC(塩化セチルピリジニウム)は
口腔内の浮遊性細菌に対して強力な殺菌作用を持っています。
IPMP(イソプロピルメチルフェノール)は
口腔バイオフィルムの内部まで浸透し殺菌することが出来ます。
この2つの殺菌作用により歯肉炎を予防します。
特徴3
低発泡、低研磨
歯磨き粉の発泡量が多いと、すぐに歯を磨けた気になり
磨き残しができてしまうことがあります。
また研磨剤が多いと、歯面を傷つけさらに汚れがつきやすくなる事も。
そのため低発泡、低研磨がおすすめです。
フレーバーはソフトミント、シトラスミントがあります。
さらに、このようなフッ素入りの歯磨き粉を使った後は
お口にフッ素が残るよう
うがいをしすぎないことがポイントです。
そこで、歯磨き後は5~15mlの少ないお水で
5秒間程度ブクブクと1回だけすすぐことをおすすめします。
また歯磨き後は1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です。
歯磨き粉はご自身で選ぶのもよいですが、歯医者さんでお口の状態を診てもらい、
その状態に合った歯みがきペーストを教えてもらうことが最適です。
正しい予防のためにも定期的な検診を行い、当院スタッフにぜひご相談ください。
※注意点※
クリンプロ歯磨きペーストF1450は、
高濃度フッ素(F1450ppm)のため6歳未満のお子様には使用できません。
大崎シティデンタルクリニック
渡邉