こんにちは。
大崎シティデンタルクリニック歯科医師の渡辺です。

前回に引き続き、歯を白くする方法について今回もお話していきたいと思います。
前回紹介したPMTCと比べるとホワイトニング(ブリーチング)は歯の本来の白さより、さらに白くされたい方におすすめです。
ホワイトニング(ブリーチング)の中でも当院ではオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの2種類を行っております。
今回はそのうちのオフィスホワイトニングについてお話していきますね。

オフィスホワイトニングの特徴
(メリット)
・クリニックで歯科衛生士や歯科医師によって行われる
・自分で行う煩わしさがない
・短時間で効果がでやすい
・施術中の知覚過敏発生などに迅速に対応ができる
・部分的な漂白ができる
・歯並びが悪い人でもできる

(デメリット)
・来院が必要
・施術時間が長い(当院の場合90分)
・ホームホワイトニングに比べると後戻りしやすい

などがあげられます。

(ホワイトニングができない歯、避けた方が良い歯)
神経を抜いた歯
大きな虫歯がある歯
ヒビが入っている歯
詰め物・被せ物がある歯など
または妊娠中・授乳中の方。
まずは一度口腔内の精査が必要です。

当院のオフィスホワイトニングについて
薬液は過酸化水素を使って、歯の中の着色分子を分解していきます。
照射器はビヨンドホワイトニングを用いています。
こちらは日本人のために開発されたもので、ハロゲン光+LED+超音波を合わせることで発熱を抑えながら、過酸化水素をより浸透させやすくします。
これにより従来の物と比べると、より安全に早い効果が得られます。

(費用)
当院の施術 初めて   上下顎 前歯 16本 22,000円(税込)
      2回目以降 上下顎 前歯 16本 19,800円(税込)

処置は1回につき90分程度かかります。
当日の流れは以下のようになっています。

1.問診
2.施術前の歯の色の診断、口腔内写真撮影
3.歯の表面を清掃
4.歯茎を薬液から保護
5.ホワイトニング剤を塗布・LED光照射×3回
6.施術後の歯の色の診断、口腔内写真撮影

施術後24時間は控えてほしいこと
・色の濃い飲食物の摂取 (カレーライス、紅茶な、醤油など)
・酸性飲食物の摂取 (コーラ、コーヒー、柑橘類など)
・喫煙
これらはホワイトニングの効果が薄れやすかったり、知覚過敏になりやすかったりします。

オフィスホワイトニングをする際に知っていて欲しいこと
・知覚過敏がでる可能性があること
→一過性のものであることが多く、長期化した場合はご相談ください。

・詰め物や被せものは白くならないこと
→ホワイトニング後の色の差が気になる場合は、詰め物・被せ物のやり直しが必要になります。

・1回で希望通りの白さにならない場合があること
→2回目のオフィスホワイトニングをするなどの提案をさせていただきます。

ホワイトニングの効果、持続性、後戻りについて
前述しましたように、オフィスホワイトニングの1回で効果がでない場合や希望の白さにまでならない場合があります。
そのようなときは1回目より1週間ほどあけて、2回目のオフィスホワイトニングを行うよう提案させていただきます。
また施術後2週間の間に多少の後戻りはありますが、その後は比較的安定していきます。
効果の持続性については、生活習慣やセルフケアの状況、口腔内の状態などの様々な要因に個人差があるため、予想は困難となっております。
白さを保つための目安としては、約6ヶ月ごとの定期的なホワイトニングが必要になってきます。

ホワイトニングを行う際は歯科医師、歯科衛生士による口腔内の精査が必要です。
少しでも興味のある方はぜひ一度お声かけください。

大崎シティデンタルクリニック
歯科医師 渡辺