こんにちは。 大崎シティデンタルクリニック、歯科医師の山口です。

歯科検診では多くのチェックポイントがありますが、本日は歯について行われている診査をお伝えしたいと思います。

1. 歯数

大人の場合、一般に全て揃っていると28本(親不知を除く)の永久歯があります。不足している場合はそれを補う方法を提案し、相談していきます。生え代わるべき永久歯がなく乳歯が残っている場合にはそのチェックも大切になります。

2. 親不知(おやしらず)

親不知は前から数えて8番目にある歯です。日本人の場合は多くのケースで正常に噛み合っておらず、横に向いていたり歯肉に埋まっていたりします。親不知が歯肉から半端に出ていると歯肉が強く腫れる智歯周囲炎のリスクになるため、精査の上で抜歯を提案することがあります。

3. 虫歯

視診とレントゲン所見から、虫歯の有無を診査します。虫歯は視診では黒い変色、レントゲンでは透過像としてみられます。検診で受信される患者さんの場合は強い痛みがないケースがほとんどですが、虫歯の大きさと痛みは必ずしも相関しません。その大きさと部位により、神経処置や詰めもの被せものの要不要、通院回数の目安などをお伝えします。当院では口腔内カメラを用いて患者さんにも確認していただけるようにしています。

4. 根の病気

神経をとった歯や神経が死んでしまった歯は、その内部で増殖した細菌により歯の根の先に病巣ができることがあります。視診では患歯周囲におできのようなできものがみられたり、レントゲンでは根の先に透過像がみられたりします。根尖性歯周炎と呼ばれるこの病気には一般に根管治療が行われますが、歯の破折などその原因によっては抜歯や大学病院での治療を提案することもあります。

5. 歯の削れや欠け

特に咬み合わせの強い方には、歯が極端に削れていたり、歯肉に近い部位が欠けたりしていることがあります。その原因により、マウスピースの作成や、矯正治療を含めた咬み合わせの編成を提案を行います。

 

検診において、歯に関するチェックとしては上記をメインとして行っています。痛み等の主訴がある場合にはその部位への処置を優先して行うことが通常です。検診時に気になることがあれば、問診時にお伝えいただければと思います。

皆様の口腔健康の一助となれば幸いです。

大崎シティデンタルクリニック  山口