こんにちは、歯科医師の三留です。
私たちが診療室で行う仕事の中に
患者さんのお口の中の写真を撮る、
ということがあります。
一般の方からすると
なんで写真なんか
撮るんだろう?
と不思議に思われることも
あるかもしれません。
私たちの仕事は、
体の一部である歯を
削ったり、詰めたり、かぶせたり
します。
一度削った歯は二度と戻りません。
ビフォーアフターをきちんと
残すことで時間が経ってからでも
症例を振り返ることができます。
こうだった人が、
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030455.jpg)
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030455.jpg)
一年かけてこうなりました。
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030537.jpg)
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030537.jpg)
変化は一目瞭然ですが、
写真が無ければカルテに
文字で残っている以外、
記録は残りません。
人の記憶は移ろいやすく
時間が経つほどに
確かこうだったはず、と
あやふやになっていく一方です。
記憶よりも記録
が大切です。
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030617.jpg)
![お口の中の写真](https://127.0.0.1:4001/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/grp0916030617.jpg)
これの何ページ分もの
写真がいつの間にか
貯まりました。
これを振り返ることで
反省点を見つけ、次の臨床に
活かすことを忘れないように
していきたいものです。
三留